(Updated 2020/09/12)

電気通信大学 情報理工学域 II類 情報通信工学プログラム/電子情報学プログラム
2020年度後期  情報通信工学実験B / 電子情報学実験B

実験課題「情報通信(情報セキュリティ)」(その2)

リンク:(その1)(その2)

実施方法

本課題は、「オンデマンドで受講可能な形式」になっています。
以下に、 本課題を実施する大まかな手順案を記します。 ただし、 プログラミング環境が構築されていることを前提とします。

  1. 資料として、 「テキスト」と 「説明資料」 を用意する。
  2. 各自で、「説明資料」 を用いた 「説明動画」 を視聴し、課題内容を把握、理解する。 説明中に出てくる合同関係につていは、テキストの5.5節や資料 「合同関係」 がありますので確認をして下さい。
    (遠隔授業の初めに、リアルタイムで「説明資料」を用いた課題の説明は行わない予定です。準備されている「説明動画」を視聴して下さい。)
  3. テキスト」の 2節「提出レポートの要件(内容)」 と 7節「課題」 の内容を確認し、何を要求されているのかを理解する。 そして、以下の項目4と5を確認し、どのように課題を実施するのかの計画を立てる。
  4. テキスト」の 6節「RSA暗号」の内容を確認し、RSA暗号の暗号化、復号化の手続きを理解する。
  5. 課題プログラム作成に当たり、「参考プログラム」が用意されているので、各プログラムを確認する。
  6. 各自の計画に沿って、課題プログラムを作成し、課題を実施する。
  7. 課題1のRSA暗号のプログラムをどのように作成してよいかアイデアが思いつかない場合は、「課題 1 のプログラムを作成するためのヒント 」を参考にして下さい。
  8. レポートをPDFファイルで作成する上でのヒント

テキスト

  1. テキスト(PDF)

説明資料と説明動画

  1. 説明資料(PDF)」 +「説明資料PDFの解説(遠隔授業対応資料)
  2. 説明動画
  3. 昨年度の説明資料(PDF)
  4. ASCII(PDF)
  5. 合同関係について(PDF)
  6. fgetc, fputc 関数について(PDF)
  7. 拡張ユークリッド法について(PDF)

参考資料

  1. 参考プログラム
  2. 課題 1 のプログラムを作成するためのヒント (練習プログラム)
    (課題 1 のRSA暗号のプログラムをどのように作成してよいのか分からない場合のヒントとなります。)
  3. Mathematicaの利用: WolframAlpha Computational knowledge engine
    Mathmaticaは大きな整数の計算に利用できます。例えば、mod[(67)^5, 323] という記述は、 (67)^5 (mod 323) を意味しています。
  4. 実行処理時間のグラフ資料(PDF)
  5. odコマンド(ファイルを指定されたフォーマットで表示するコマンド)
    odコマンドにおいて以下のオプションを指定すると、「ASCII文字」と「その10進数」を表示することができる。 (オプションの詳細については各自で調べよ)
    $ cat  foo
    WEWILLMEETATCHOFUSTATION
    $ od  -A  d  -t  c  -t  u1  foo
    0000000   W   E   W   I   L   L   M   E   E   T   A   T   C   H   O   F
             87  69  87  73  76  76  77  69  69  84  65  84  67  72  79  70
    0000016   U   S   T   A   T   I   O   N  \n
             85  83  84  65  84  73  79  78  10
    0000025
    $ 
    

プログラムソースをPDFファイルにする方法

  1. PDFファイルに変換するファイルの文字コードを UTF-8 とする。
  2. 文字コードの関係で、文字化けする場合もあるので、PDFファイルを作成したら、必ず、その内容を確認すること。
  3. papsコマンドとps2pdfコマンドをパイプでつないで、次のようにPDFファイルを作成する。
    例えば、ソースファイル名 a2AA.c に対し、得られるPDFファイルの名前を a2AA.pdf と指定した場合を以下に示す。($ はプロンプトを表す。)
  4.  $ paps --header --font=6 a2AA.c | ps2pdf - a2AA.pdf
    
  5. CEDの環境で、PDFを閲覧するには、PDFファイルをクリックするか、または、コマンドラインからでは、evinceコマンドを使う。
  6.  $ evince a2AA.pdf
    
  7. 参考データですが、 スタッフが作成した 6個の課題プログラムのソースファイルをPDFファイルに変換し、 下記のpdfuniteコマンドで結合したPDFファイルのサイズは約3MBでした。

PDFファイルの結合(または分割)

  1. Mac, WindowsなどでPDFファイルを結合(または分割)するソフト(Acrobatなど)があれば、そのソフトを利用して下さい。
  2. PDFファイルの結合(または分割)の方法は、利用する計算機環境により異なる場合があります。 「PDF ファイル 結合」(または「PDF ファイル 分割」)で検索することで、それぞれの環境で可能な方法を見つけることができるはずですので、 調べて下さい。
  3. UNIX上では、pdfuniteコマンドを利用することで、複数のPDFファイルを1個のまとめることができるはずです。
    例えば、3個のPDFファイル file1.pdf, file2.pdf, file3pdfを1個のPDFファイル file123.pdf にする方法を示します。
  4.  $ pdfunite file1.pdf file2.pdf file3.pdf file123.pdf
    

レポートの表紙(チェック欄付き)

  1. レポートの表紙には、用意した「記入可能なPDFファイルの表紙」を用いて下さい。 その際に、記入後、「印刷」→プリンター「PDF」を選択し、PDFファイルとして印刷して作成したPDFファイルの表紙を提出して下さい。 そのままの提出では、上書きができてしまい、記載内容が変更される可能性があります。

ファイル転送

ファイル転送に関する幾つかの記載先を示します。

  1. CEDのホームページ 」 に説明があります。
  2. 情報基盤センターの 「 ファイル転送 」 に説明があります。
  3. solの端末(ターミナル)のコマンドラインからechoコマンドとmailコマンドをパイプで つないで、 転送したいファイルをメールの添付ファイルとして送信する方法を以下に示す.
    例えば、ソースファイルの shift.c を添付ファイルとして送信する例:

リンク

  1. 情報通信工学実験A/B・電子情報学実験A/B (2020年度 前期/後期 情報理工学域 Ⅱ類(Google Classroom)(電気通信大学)
  2. 計算機室(CED)(電気通信大学)
  3. 情報基盤センター(電気通信大学)
  4. 図書館(電気通信大学)
  5. 電気通信大学
  6. 昨年度の本課題のHome Page (電気通信大学 情報理工学域 II類 P2/P3)

問い合わせ先

栗原正純(情報・ネットワーク工学専攻)